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池尻、内科、リハビリテーション科の、白寿クリニックの公式サイトです。白寿クリニックは医療療養型病床と介護療養病床合わせて36床あり、外来・通所リハビリテーション・訪問リハビリテーションがあります。グループホーム永井の里も併設しています。

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睡眠時無呼吸症候群

当院にて検査、治療可能です。
当院では、睡眠時無呼吸症候群に関するCPAPマスクの外来管理を行っておりますの で気軽にご相談ください。

検査方法として当院では、検査機器を貸し出し、自宅で検査を 行っていただき(2、3日分データが取れます)、検査会社でデータ解析を行ってもらいます。
重度の睡眠時無呼吸が見つかった場合、保険適応で CPAP マスクを使用することができます。
人間は 10 分息が止まると死ぬとなっておりますが、検査では、寝てるあいだに1分以上息がとまっていて、血液への酸素の取り込みぐあいが危険なレベルになっている人などが見つかります。CPAP マスク治療開始されますと、めざめがよくなったり、仕事の集中力や疲労回復の促進が期待できます。

日本人は世界一睡眠不足といってもいい国民です。2018年の平均睡眠時間が7時間22分だったのに、2024年には6時間50分に減少し、29か国での調査中最下位でした。28位の韓国は7時間51分、最高は南アフリカの9時間18分、10位までの国はすべて8時間半以上です。
睡眠の質が悪いと、目覚めがわるい、日中の倦怠感・活動性低下・集中力低 、腎機能や脳機能、すなわち身体とこころの修復ができなくなり、老化や疾病に繋がります。

失われた30年の過剰労働に伴う居眠り運転による交通事故の増加を受けてか、睡眠時無呼吸症候群の治療がコマーシャルでも取り上げられるようになりました。石原は自動車専用道路で、隣のトラックの運転手が完全に天井を向いて運転しているのを見かけ、クラクションを鳴らし続けてカーブの前に起こした経験があります。
無呼吸に気づかれる方の多くはご家族で、「いびきが大きい」を通り越して「息がとまっているようだ」と家族の方が心配して連れてこられることも多いです。
一人暮らしの方は解りにくいですが、肥満の方で、目覚めがわるい、日中の仕事のミスが増えたなど脳機能低下が気になる場合、一度検査をお勧めします。


いびきに注意

ある脳外科医の先生は、手術が終わるといつも医局でいびきをかいて寝ておられました。有能な方でしたが、クモ膜下出血でなくなってしまいました。
脳外科手術後脳室ドレナージという装置が付いた患者さんを観察していると、いびきをかいている間は脳圧が正常の4〜5倍に上がっております。それでは脳の表面の血管が圧迫されたり、自律神経の反応から高血圧徐脈をきたし脳や心臓の合併症をきたしてしまいます。


治療以外に日常生活で気を付けること

① 肥満の解消〜体重5kg減ると気道が1ミリ拡がるという研究があります。1ミリはだいぶ違います。肥満はストレスと食べ物のアンパランス、質的栄養失調です。

② 睡眠の質に注意〜人間が地球上の生物である以上、太陽のリズムから逃れることはできません。日が沈んだら床に就く、日が昇ったら起きる生活リズムが理想的です。具体的には21時から5時の8時間睡眠。とくに22〜2時はgolden timeと言って、大人でも成長ホルモンが分泌され体の修復に必要な時間です。寝つきが悪いという方は、睡眠ホルモンメラトニンの不足もありえます。

メラトニンは朝日をしっかり浴びると 14〜16時間後に分泌が始まり、血圧・脈拍・体温を下げて体を眠りやすくするたけでなく、成長ホルモンの分泌も促します。
6時に朝日とともに目覚めると、20〜22時には寝る準備が整ってますから、いろいろ手放して寝ましょう!

長くはなかなか眠れないと言ってくる患者さんも多いですが、実際眠れてなくても、眼をつぶって光を遮り、平らな床にやすんでいれば十分です。光を遮れば脳波はリラックスし、脳が心臓と同じ高さにあればリンパシステムが動いて脳の掃除を行います。光を遮るためにはテレビやスマホを避けて、寝る前はラジオか読書にしましょう。夜勤明けの方は遮光カーテンを勧めます。石原は布団をかぶって寝ています(笑)。

呼吸の疑いのある気道に狭窄が疑われる場合、昏睡体位といって、うつぶせずらして休むと意識がなくても気道が閉
塞しないところがありますので、横向きかうつ伏せでやすみやすいところを探してください。仰向けは太っていてると腹部の内臓が落ちてきて肺を圧迫するので呼吸がしずらくなりがちです。

③ アルコールについて〜脳機能を低下させ、意識レベル低下により舌根沈下からいびきをかきやすくなるうえに、アルコールそのものによる早期覚醒が起こります。適量を知りましょう。

④ 睡眠導入剤、抗不安薬〜アルコール同様に脳機能低下による舌根沈下をきたす恐れがあます。入院患者さん
でよく観察されます。いびきがでていたら減薬しましょう。

院長 石原 信一郎


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